高齢者住宅の食事と利用者の声

介祉塾の砂です。

 

利用者にとって、毎日の食事は楽しみです。

 

したがって、美味しい食事を提供することは、高齢者住宅の満足度につながります。

 

そこで、レンジや湯せんで調理する冷凍食材ではなく、調理を給食業者に委託することや自社内で調理する高齢者住宅も多々あります。

 

 

 

メリットとしては、利用者の個別の事情に配慮してもらえるので、より満足度が高まることです。

 

デメリットとしては、冷凍食材より割高になることです。

 

もっとも、最近は給食業者の競争もあり価格も下がっています。

 

 

ところで、それ以外に高齢者住宅内で調理する場合の留意点があります。

 

高齢者住宅で定期的に食事についての利用者満足度調査を行うことです。

 

定期的なアンケート調査を行わない場合、苦情の多い利用者の意見に献立や味付けが左右される可能性が高いです。

 

というのも、食事を取る人が限られているため、厨房に対する苦情が多い人の声ほどフィードバックされやすいからです。

 

つまり、苦情の多い人の好みに食事メニューが合わされていくことになります。

 

もちろん栄養や味付けも偏ります。

 

このように、全利用者の意見を定期的に調査し、食事に反映しないと偏ったメニューになりがちです。

 

定期的な食事に関するアンケート調査は、利用者意見を反映するだけでなく、栄養や健康に配慮した食事を提供するために必要です。

 

定期的な食事に関するアンケート調査をお勧めします。

 

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