限界は目標で決まる
介祉塾の砂です。
当社のコンサルティングでは、経営計画書を部門ごとの目標まで具体化します。
ところで、計画を作るためには目標を設定することが必要になります。
しかし、ただ漫然と目標を決めれば良いわけではありません。
目標は達成するためのものですから、現実離れしてはいけません。
逆に、目標を低く設定すると、それがネックになって本来の力を発揮できなくなります。
例えば、本来の力で達成できる目標が200とした場合に、目標を100と設定すれば、おそらく200を超えようとはしないでしょう。
ところが、目標を300とすれば、何とか200を超えようとするかもしれません。
すなわち、限界は目標で決まるとも言えるわけです。
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もっとも、上記の例で自分の本来の力というのが分かりにくいので、目標が設定しにくいかもしれません。
では、どうすれば本来の力に即した目標が設定できるのでしょうか?
ポイントは過去の実績と比較して、少しでも上に行けるように設定することです。
部門ごとの成績は、部門が異なれば条件も変わるので、比べにくいと思います。
特に介護事業は、収益構造がサービスごとで大きく異なることも多いので、他部門との比較が難しいです。
そこで、過去の実績と比べて上を目指すと、計画が具体的になります。
なお、経営計画ではモデル企業との比較よりも、過去の業績比較が重要になります。
過去を超えることができれば、その会社は成長していると言えるのではないでしょうか?