創業で成功するために
介祉塾の砂です。
中小企業診断士は世間的には経営の専門家という認識らしく、私は知人・友人から気軽に経営相談を受けます。
私も40歳なので、同年代というとサラリーマン人生を歩むか一旗揚げるか悩む頃なのでしょうか。
大体は創業に関する相談になります。
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いろいろアドバイスするのですが、一番大切なことを今回は書こうと思います。
ところで、ひとつ質問です。
事業を継続するうえで、もっとも大切なものは何ですか?
大体の方の答えは「利益を出す」です。
100点満点中50点ぐらいの答えでしょうかね。
事業から利益が出ていない場合でも、例えば実家が資産家である場合など不労所得が期待できるなら、何とかなるのですよね。
創業時に、ほとんどの方が事業を継続できなくなるのは、生活費が出てこなくなるからなのです。
事業を行い、収入を得て費用を支払い、余った利益が生活費の原資になりますが、これを捻出するのが大変です。
余った利益は、通常は次の経費の支払に回ります。
なぜなら、生活費は事業活動のための費用ではないからです。
では、どういった方が創業で成功しているのか?
よく見るケースだと配偶者に資力がある場合です。
男性なら奥様が公務員や看護師など手に職がある人です。
女性ならご主人が大手企業のサラリーマンなど収入が安定している人です。
または、独身で実家に生活費を頼ることのできる人です。
様々な創業計画を見ると、生活費を考慮していない人がすごく多いのです。
あまりに夢のない話かもしれませんが、創業は夢ではないことを自覚されてから始められると良いのかもしれません。
介護事業・シニアビジネスの創業のご相談は介祉塾に。