2015年度介護保険制度改正②
前回からの続き。
何をしてはならないのかということですが、介護報酬に評価されないことはしないということです。
というのも、ビジネスでは付加価値を生まないことはなるべくしないというのが原則だからです。
そうすると、今回の改定で先ず考えなければならないことは、各種加算が取れるかということです。
既存顧客の深耕ですね。新規顧客の獲得よりも容易に売り上げを上げる手段です。
取れるのであれば早期に取得する。取れないのであれば、取れる体制を構築するということです。
もちろん割に合わない加算項目もあると思うので、見極めは大切です。
なお、利用者負担金に跳ね返るということで、処遇改善加算を取得しない事業所もあります。
しかしながら、基本報酬も下がっていますし、ますます処遇改善加算の重要性が増すので、
今後は処遇改善加算の取得を検討することが必要といえるでしょう。