階段かスロープか?

介祉塾の砂です。

 

早速ですが、シニアにとって階段とスロープ、どちらが転びやすいのでしょうか?

 

↓↓↓ スロープ ↓↓↓

 

 

一概に答えがあるわけではないのですが、介護者の立場からするとスロープの方が転びやすいと思います。

 

 

なぜでしょうか?

 

階段は目に見えて段差があるので、足腰が弱くとも、時間を掛ければしっかり足を上げて昇ることができます。

 

また、身体のバランスはなるべく垂直に保たれます。

 

ところが、スロープの場合には、身体が前のめりになって歩くので、その分バランスが崩れて転倒しやすくなります。

 

したがって、シニアが脚が弱くて杖を持っている場合でも(杖を持っているならなおさらスロープではバランスを崩しやすいです)、階段の利用を勧めるべきです。

 

スロープを使う場合には、杖ではなく手すりを持ってもらう方がいいです。

 

 

実際に、ロードサイドのレストランなどに階段とスロープが併設されているとき、シニアは階段を使うことが多いです。

 

もっとも、スロープは手押し車や車いすを利用される人にとっては必要になります。

 

 

たまに、店員さんでシニアにスロープの利用を勧められる方がいるのですが、近くで見守るかしたうえで階段を勧める方が良いですね。

 

 

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