アクティブシニアについて考える
介祉塾の砂です。
シニアマーケティングについて調べると、アクティブシニアという造語をよく見かけます。
アクティブシニアとは「自分なりの価値観をもち、定年退職後にも、趣味やさまざまな活動に意欲的な元気なシニア層。とくに、2007年以降に定年を迎えた団塊の世代をさすことが多い。(コトバンク引用)」を言います。
もともとはマーケターが作った言葉です。
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もっとも、私は対象者が1,000万人以上いるような大雑把な区分けをすることにあまり意味を感じません。
ところで、マーケティングでは、セグメンテーション(S)・ターゲティング(T)・ポジショニング(P)という考え方があります。
シニア市場について、「元気で消費に意欲的な層(アクティブシニア)」と「そうではない層」に分けて(S)、アクティブシニアを狙う市場とし(T)、そのうえで自社の独自性をもってどのような顧客価値を提供できるか(P)を考えるというものです。
しかし、このようなマーケティングの視点で見た場合、大抵の企業の商品・サービスがアクティブシニアに選ばれるように思えます(とても大雑把な区分けなので)。
実は、アクティブシニアについてはそれなりに書籍が出ているのですが、統計や市場調査が羅列してあったり、カーブスやクラブツーリズムのような同じ事例ばかり載っていたりで、あまり参考になりません。
大雑把な区分けなので、分析も大味になるからです。
また、シニアは自分のことをアクティブシニアとは思っていませんし、シニアにもっとも身近な医療や介護業界でも馴染みのない言葉です。
具体的になればなるほど、空虚な言葉だからです。
では、どのような視点がシニアマーケティングには求められるのでしょうか?
シニアビジネスのご相談は介祉塾に。
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