シニアの創業で成功する条件 ②
介祉塾の砂です。
「地域社会に貢献することはやりがいにつながる」という点については、どうでしょうか?
介護保険外サービスや介護予防サービス、確かに地域社会に貢献できる仕事です。
しかし、シニアがやりがいを感じられるかは、別問題です。
やりがいは内発的な動機であり、他人から与えられるものではないからです。
また、やりがいだけでは仕事は続けられるものではありません。
したがって、「地域社会に貢献することがやりがいにつながる」という理由付けは適切ではありません。
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また、「シニア市場は伸びる」という理由はどうでしょうか?
確かに、シニアの人口が増えるのでシニア需要は増えます。
しかし、勘違いしてはいけない点があります。
福祉用具などのシニアに特化した商品を除いて、シニアは新たなトレンドを作るわけではないのです。
今までになかった被服や家電、車両、音楽、美容などを進んで消費するわけではありません。
すなわち、新たなシニア市場が誕生するわけではないということです。
既存の市場の延長線上にシニアの需要が増えるということを理解する必要があります。
つまり、既存の企業がシニア市場に参入する方が有利であって、シニアが介護保険外サービスや介護予防サービスなどのシニアビジネスで創業しても、メリットは少ないと考えるべきです。
したがって、シニアの創業塾で介護保険外サービスや介護予防サービスなどのシニアビジネスを事例として取り上げるのは、あまり適切ではないと思います。
では、シニアの創業で成功する条件とはなんでしょうか?
それについては次回で。