滋賀県協働プラットフォームに参加してきました。
介祉塾の砂です。
滋賀県が主催する『滋賀県協働プラットフォーム』に招待されたので、行ってきました。
https://www.kyodoshiga.jp/index.php?/page/detail/191
内容は「女性が活躍できるライフステージに応じた働きやすい職場環境づくりについて」をテーマに参加者で話し合い、協働によるノウハウや相互の情報交換を行うというものでした。
参加者は各種団体(NPO法人や公益法人など)の方々で女性活躍、男性の育児参加などの有識者になります。
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で、参加して色々な方の意見を聞きながら、感じたことを書いてみます。
全体の印象として女性活躍について男性と女性の立場とでは、話がかみ合ってない気がしました。
どういうことかというと、女性活躍について男性は漠然と一般論を話す傾向があります。
例えば、イクメンについて男性はもっと考えなければいけないとか、職場における男女の関わり方を見直す必要があるとか、そのような一般論を話します。
確かにその通りなのだけど、何かピンと来ないのですよね。
男性は当事者ではないから、他人事になっているのかもしれません。
それに対して女性は、具体的な体験(と感情)に基づいた話が多いです。
例えば、「今の若い人たちには分からないけど、昔は男性は仕事で女性は家庭…。」
他にも、「妻に『今夜の晩ご飯なに?』って聞くのは、ご飯は女性が作るものと勘違いしている夫(男性)の、女性への意識の低さゆえだ、結婚生活で夫にそれを言われると腹が立つ」という話もありました。
このような体験談というのは、男性にとって共通認識があれば共感できるのでしょうが、そうでなければ関心が低くなります。
私も後者の話はグサッと刺さりました(^^;)
女性は当事者であるので、体験談に基づくことが多いのだと思います。
ちなみに私はコンサルティングの仕事をしているので、聞き手に対して俯瞰(ふかん)した視点と事例に照らし合わせて、具体的な解決方法を提案するようにしています。
そもそも一般論しか話すことができないなら、専門家としてそこにいる必要はないですからね。
さてこのようなテーマについて立場の違う人が話し合う場合は、あらかじめ争点を整理することが大切です。
男女という区分けは単純に性別に基づいて人口を二分化したものなので、(女性の人権がテーマならともかく)大雑把過ぎて争点がぼやけるからです。
せめて女性のライフステージと業種・業態の2つの軸ぐらいで分けないと、男性と女性とでは話が合わないと思います。
例えば、「介護業界における中高齢の女性の働き方」といったテーマ設定ですね。
テーマが女性活躍と広く漠然と捉えると、例えば「(女性側からの意見として)企業は女性活躍に取り組むべきだ。」という主張が多く出ますが、お客様あっての仕事なのだからビジネスモデルを無視して取り組むわけにはいきません。
また「(男性側からの意見として)女性が働きやすい職場は男性も働きやすい職場。だから女性が働きやすい職場にするべきだ。」という主張も結構ありますが、本当に男性にとって働きやすくなるのでしょうか。
男性がええかっこしいで言っている場合が多い気がします。
同じように「女性が活躍していない≒男性が優位」と結論付けるのも論理が飛躍しています。
つまり女性活躍について何かを始めるのであればエビデンス(裏付け)に基づかないと進みませんし、そのため男性と女性とで話がかみ合わないと総論賛成・各論反対(大半は問題の先送り)で話が終わるのだと思います。
たまに「男性と女性とでは分かり合えないよね」などと言う男性もいますが、論点がずれています。
もっとも、このようなことは社内会議でも起こりえます。
男性(特に経営陣)は女性社員の話に対して、無難に一般論で話をする傾向が強いからです。
しかしこのような男性の態度は、女性社員のモチベーションを著しく低下させます。
男性は女性の話に耳を傾け、向き合う必要があるのです。
なお、このような場面に女性活躍推進アドバイザーのような専門家がいると風通しが良くなります。
女性活躍推進アドバイザーをぜひご活用ください!
女性活躍推進についてのご相談は介祉塾に。