西松屋と赤ちゃん本舗のマーケティング
介祉塾の砂です。
私は12歳の男の子と4歳2歳の娘の3児の父親です。
2人の娘のためには、よく西松屋と赤ちゃん本舗を利用します。(特に西松屋)
で、この2社は大分違うなっと思ってたので、なぜ違うのかをブログに書いてみました。
◆西松屋◆
株式会社 西松屋チェーンが運営する乳幼児用品、小児用雑貨専門店。東証一部上場企業。全国に1,000店舗以上。
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※ 画像は公式HPから
◆赤ちゃん本舗◆
株式会社セブン&アイ・ホールディングスのグループ会社
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※ 画像は公式HPから
何が違うのかまとめて見ると、次のようになります。
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大きな違いは赤ちゃん本舗の場合、ターゲット層にシニア世代が加わっていることです。
孫を持つシニア世代をターゲットにしているのです。
ターゲット層が変わるとマーケティングが大きく変わります。
専門用語でマーケティングの4Pなんて言ったりします。
Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)のこと。
簡単に言うと、売る相手が変わると売るモノも変わるし、売れるモノの値段も変わるし、売り方も変わる、当たり前のことですね。
さて、赤ちゃん本舗のターゲット層にシニア世代が加わると交通機関の発達しているデパート、ショッピングモールなどテナントの方が立寄りやすくなります。
単品での購入も増えるので、西松屋のようにたくさん買うということも減ります。
シニア世代の場合、今の子育てトレンドに詳しくないので、店員による提案が好まれます。
店舗レイアウトも両社では大分違います。
西松屋は高いところに服がハンガーに掛けてあったり(引っ掛け棒で取る)、柄の違う服が同じところに並んでいたり、子供が走っても困らないほどの通路の幅があったり、とにかく広いです。
若い元気な子育て世代をターゲットにしているからです。
↓↓↓引っ掛け棒↓↓↓
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※ 画像はAmazon「オリタニ 引っ掛け棒」から
↓↓↓西松屋の店舗内↓↓↓
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※ 画像は西松屋求人用サイトから
あと赤ちゃん本舗にあるプレイエリアが、西松屋にはないのですよね。
もちろん西松屋の場合は広いのでわざわざ設ける必要もないのですが。
プレイエリアはシニアが孫とおもちゃで遊べるエリアになるので、シニアと孫の購買意欲を促進するために有効活用できます。
また赤ちゃん本舗のイベントも、3世代が参加できるように工夫されています。(詳しくは公式HPにて)
シニアは孫と一緒に過ごしたいので、財布の紐がゆるくなりやすいからです。
それ以外にも両社のホームページにも違いがあります。
赤ちゃん本舗の場合、落ち着いた色合いで主要なフォントは明朝体で、フラッシュなどの動きが少ないです。
ブランドイメージを明確にし、シニア世代を意識して作っています。
それに対して西松屋は若い世代に受けやすいよう明るい色合いで、主要なフォントはブロック体で、バナーの動きが多いです。
上記サイトを見てもらえれば分かると思います。
最後に少子高齢化という側面から、今後の両社の市場展開を考えてみるとどうなのでしょうか?
日本の人口構造上はシニア世代が増え、子育て世代が減るので赤ちゃん本舗が有利にも思えます。
しかし海外に目を向けると、東南アジアの国々は平均年齢が30歳以下の国も多く、西松屋の戦略が合っているように思います。
それにしても、あかちゃん本舗はシニアビジネスにとても参考になりますね。
さすがセブン&アイ。
書こうと思えば長々と書けます (^-^;
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