女性の働き方改革 ②

介祉塾の砂です。

 

では、どのようにすれば女性活躍推進とワーク・ライフ・バランスは企業の業績向上に結びつくのでしょうか?

 

 

ポイントは、企業の成長戦略と女性のキャリア形成を連動させることです。

 

具体的には、M字カーブの谷(子育て期にあたる30歳代から40歳代まで)において、女性がキャリアを継続できるようにすることです。

 

企業において、多様な組織文化のもと、男女がともに活躍することで成長します。

 

しかし、M字カーブの谷において女性が出産・子育により企業を退職すると、人的な損失となります。

 

また、女性の立場からするとキャリアが断絶するので、復帰が難しくなります。

 

このように、企業にとってM字カーブの谷において女性が仕事を継続できる仕組みが必要になります。

 

 

では、どのようにすれば女性が辞めずに働き続けることができるのでしょうか?

 

いくつかありますが、私は次の2点について有効だと考えています。

 

多くの子育て世代の女性は平日の時間帯(10時から14時まで)に働ける会社であれば、継続して働けることができます。

 

そして、その時間帯で働くことを特に希望します。

 

つまり、企業側が10時から14時までの時間帯を女性に合わすことができれば、子育て世代の女性の能力を十分に活用できるのです。

 

全業務プロセスのうち、特に10時から14時までの時間帯の業務プロセスを見直すことが女性の働き方改革につながります。

 

これぞと思った女性社員については、依怙贔屓して取り立てることです。

 

幹部職員の登用にあたっては、男女問わず経営者の程度の大小の差はあれど依怙贔屓があります。

 

そして、女性の場合は子育てに配慮が要するのと、女性は男性と違い同性が同性の足を引っ張る傾向があるので(私見ですが)、より取り立てる必要があります。

 

すなわち、女性の幹部職員への登用にあたっては、経営者の強い後押しが必要になるのです。

 

このように、企業が女性活躍推進とワーク・ライフ・バランスを実現するためには、企業の業績向上に結びつくよう工夫が必要になります。

 

女性活躍推進についてのご相談は介祉塾に。

 

 

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